グリセリンとは?効果・ニキビとの関係・グリセリンフリーが注目される理由を3分で解説

一言でいうと

グリセリンは、水分を引き寄せて肌のうるおいを保つ、代表的な保湿成分です。

期待できる効果

  • 肌の水分を保つ
  • 乾燥を防ぐ
  • 肌をやわらかく整える

成分について

もともと人の皮膚にも存在し、肌のうるおいを保つことに関わっています。
グリセリンによる角層の水分量や肌の状態への作用についても研究されています。

BGやプロパンジオールなどと同じ多価アルコールの一種で、化粧水からクリームまで幅広い化粧品に配合されています。

保湿成分として長く使われている、代表的な成分のひとつです。

なぜ「グリセリンフリー」が注目されているの?

グリセリンフリーとは、グリセリンを配合していない化粧品のことです。

注目される背景のひとつに、「グリセリンがニキビに関係するのでは?」という疑問があります。
過去の研究では、皮膚表面のグリセリンがアクネ菌の栄養源になる可能性が示されています¹。
ただし、これはグリセリン配合化粧品を使うことで、ニキビが増えると確認した研究ではありません。

また、2025年の試験管内での研究では、高濃度のグリセリンでアクネ菌の増殖が抑えられる結果も報告されており、影響は単純ではありません²。

そのため、現時点では**「グリセリンがニキビの原因になる」とは言い切れません。**

ニキビが気になる場合も、グリセリンの有無だけで判断せず、製品全体が自分の肌に合うかを見ることが大切です。

まとめ

グリセリンは、水分を引き寄せて肌のうるおいを保つ代表的な保湿成分です。

グリセリンフリーの化粧品もありますが、グリセリン配合化粧品がニキビの原因になると確認されているわけではありません。

幅広い化粧品に使われている、定番の保湿成分です。

関連成分

参考文献

1. Rebillo T, Hawk JL.(1978)
Skin surface glycerol levels in acne vulgaris.
Journal of Investigative Dermatology.
PubMedで確認する

2. Funatsu et al.(2025)
Effects of common cosmetic ingredients on growth of dominant human skin inhabitant Cutibacterium acnes.
PubMedで確認する

3. Fluhr JW, Darlenski R, Surber C.(2008)
Glycerol and the skin: holistic approach to its origin and functions.
British Journal of Dermatology.
PubMedで確認する

4. Becker LC, et al.(2019)
Safety Assessment of Glycerin as Used in Cosmetics.
International Journal of Toxicology.
PubMedで確認する