一言でいうと
ペンチレングリコールは、保湿に加えて化粧品を微生物から守る役割も持つ成分です。
期待できる効果
- 肌の水分を保つ
- 乾燥を防ぐ
成分について
ペンチレングリコールは、多価アルコールの一種です。
化粧品では保湿成分として使われるほか、他の成分を溶かす溶剤としても使われます。
名前に「アルコール」とありますが、化粧品で一般的に「アルコール」と呼ばれるエタノールとは別の成分です。
また、抗菌作用を持つこともペンチレングリコールの特徴です。CIRの安全性評価でも、保湿などの用途に加えて、化粧品を微生物から守る目的で使用されることが確認されています。
ペンチレングリコールは防腐剤なの?
ペンチレングリコールには抗菌作用があり、化粧品を微生物から守る目的でも使われます。
CIRでは、ペンチレングリコールが化粧品の防腐にも使用される成分として評価されています¹。
ただし、ペンチレングリコールを配合すれば、それだけで必ず十分な防腐効果が得られるという意味ではありません。
化粧品では、ほかの防腐成分などと組み合わせて、製品全体の品質を保つために使われることもあります。
ペンチレングリコールは刺激がある?
ペンチレングリコールを含む1,2-グリコール類は、CIRの安全性評価で、現在の化粧品での使用方法と配合濃度において安全とされています¹。
一方で、ペンチレングリコールによるアレルギー性接触皮膚炎の症例は報告されています²。
そのため、一般的に危険な成分と考える必要はありませんが、肌に合わない場合がないとは言い切れません。
まとめ
ペンチレングリコールは、肌のうるおいを保つために使われる成分です。
保湿だけでなく、抗菌作用を持ち、化粧品を微生物から守る役割もあります。
安全性が評価されている成分ですが、アレルギー性接触皮膚炎の症例も報告されています。
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参考文献
1. Johnson W Jr, et al.(2012)
Safety assessment of 1,2-glycols as used in cosmetics.
International Journal of Toxicology.
PubMedで確認する
2. Kerre S.(2008)
Allergic contact dermatitis to pentylene glycol in a cosmetic cream.
Contact Dermatitis.
PubMedで確認する
