一言でいうと
プロパンジオールは、水分を引き寄せて肌のうるおいを保つ保湿成分です。
期待できる効果
- 肌の水分を保つ
- 乾燥を防ぐ
成分について
プロパンジオールは「1,3-プロパンジオール」とも呼ばれる、多価アルコールの一種です。
化粧品では保湿成分として使われるほか、水に溶けにくい成分などを溶かし、化粧品に配合しやすくする目的でも使われます。
グリセリンやBGなど、ほかの保湿成分と組み合わせて配合されることもあります³。
プロパンジオールとプロピレングリコールは同じ成分?
名前は似ていますが、別の成分です。
プロパンジオールは「1,3-プロパンジオール」、プロピレングリコール(PG)は「1,2-プロパンジオール」と呼ばれます。
どちらも多価アルコールの一種ですが、分子の構造が異なります。
また、防腐効果を比較した研究では、プロパンジオールの方が一部の細菌に対して高い抗菌力を示したという報告もあります¹。
そのため、プロピレングリコールについての情報を、そのままプロパンジオールに当てはめないことが大切です。
プロパンジオールは敏感肌でも使える?
プロパンジオールは、CIR(Cosmetic Ingredient Review)の安全性評価で、現在の化粧品での使用方法と配合濃度において安全とされています²。
ただし、敏感肌は人によって刺激を感じる成分や化粧品が異なります。
そのため、「敏感肌なら必ず使える」とまでは言い切れません。
プロパンジオールだから特別に避ける必要がある成分とは考えにくいものの、肌に合うかどうかは製品全体で判断するのがよいでしょう。
まとめ
プロパンジオールは、肌の水分を保つために使われる保湿成分です。
「1,3-プロパンジオール」とも呼ばれ、名前が似ているプロピレングリコールとは別の成分です。
化粧品では保湿だけでなく、他の成分を溶かして配合しやすくする目的でも使われます。
関連成分
参考文献
1. Kato Y, et al.(2023)
Difference in Anti-microbial Activity of Propan-1,3-diol and Propylene Glycol.
Biological & Pharmaceutical Bulletin.
PubMedで確認する
2. Fiume MM, et al.(2024)
Safety Assessment of Alkane Diols as Used in Cosmetics.
International Journal of Toxicology.
PubMedで確認する
3. Pinto JR, Monteiro E Silva SA, Leonardi GR.(2024)
Effects of 1,3-propanediol associated, or not, with butylene glycol and/or glycerol on skin hydration and skin barrier function.
International Journal of Cosmetic Science.
PubMedで確認する
