一言でいうと
ソルビトールは、水分を引き寄せて肌のうるおいを保つ保湿成分です。
期待できる効果
- 肌の水分を保つ
- 乾燥を防ぐ
ソルビトールを含む製剤を使った研究では、肌の保湿やバリア機能の回復が改善したと報告されています¹。
成分について
ソルビトールは、糖アルコールと呼ばれる多価アルコールの一種です。
水分を引き寄せる性質があり、化粧品では主に保湿成分として使われます。CIRでは、保湿のほか、皮膚を整える目的などでも使われる成分として整理されています。
食品の甘味料としても使われる成分ですが、化粧品では肌のうるおいを保つ目的で配合されています。
なお、検索されていた「d-ソルビトール」はソルビトールの別名として使われます。PubChemでもD-Sorbitol、D-Glucitolなどが同じソルビトールの名称として登録されています。
ソルビトールは化粧品に使っても危険ではない?
ソルビトールは、一般的な化粧品での使用を避ける必要がある成分ではありません。
CIRはソルビトールの安全性を評価し、現在の化粧品での使用方法と配合濃度で安全と結論づけています²。
一方、高濃度のソルビトールを長期間皮膚に塗布した動物試験では、皮膚に変化がみられた報告があります²。
ただし、この試験条件は一般的な化粧品の使い方とは異なります。そのため、この結果だけから「ソルビトールは肌荒れを起こす成分」と判断することはできません。
敏感肌についても、ソルビトールだから特別に避ける必要があるとは考えにくいものの、肌に合うかどうかは製品全体で判断することが大切です。
まとめ
ソルビトールは、水分を引き寄せて肌のうるおいを保つ保湿成分です。
化粧品だけでなく食品などにも使われていますが、化粧品では主に保湿目的で配合されています。
安全性も評価されており、通常の化粧品使用で特別に避ける必要がある成分ではありません。
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参考文献
1. Muizzuddin N, Ingrassia M, Marenus KD, Maes DH, Mammone T.(2013)
Effect of seasonal and geographical differences on skin and effect of treatment with an osmoprotectant: Sorbitol.
Journal of Cosmetic Science.
PubMedで確認する
2. Cherian P, et al.(2025)
Safety Assessment of Mannitol, Sorbitol, and Xylitol as Used in Cosmetics.
International Journal of Toxicology.
PubMedで確認する
